こんにちは、管理人のharucoです。
私は2020年6月まさにコロナ禍真っ只中に出産しました。そして里帰りはせず、夫と息子と3人で生活をスタートさせました。
私が妊娠中人によく聞かれたことのひとつが「出産は里帰りするの?」「里帰り出産するんでしょ?」でした。
そして「多分里帰りしないです」と答えると驚かれる事が多くて逆に私はその事にびっくりしていました。
結果的に私は里帰りしない選択をして良かったと思っているのですがそもそもなんで里帰り出産するのか。そして里帰り出産しなかった私の実体験を書いていきたいと思います。
なぜ里帰り出産するのか?
一般的には
・実家だと安心感がある
・子育て経験のある母親が近くにいてくれると心強い
・産後の体が回復するまで家事や育児をサポートしてもらえる
という感じかなと思います。
ですがわたくし的には
・実家よりも今夫と暮らしている家の方が落ち着く
・昔と今では子育てもかなり変わってきているので親と意見がぶつかりそう
・夫にサポートしてもらえればどうにかなりそう
と考えていました。
両親からも里帰り出産の事に関して何も聞かれていなかったので全くその気はなかったのですが、出産数ヶ月前に母から「帰ってくるんでしょ?」と聞かれました。
里帰りするかしないか
「帰らないつもり」と伝えると
食事や買い物はどうするの?
掃除や洗濯はどうするの?
産後は無理しちゃだめなのよ?
夫にサポートしてもらおうと思っている事を伝えると
無理よ。だめ。
出産して退院したらそのまま家に来なさい。
この時「わたし里帰りしたくない」と強く実感しました。
両親との関係性
両親とは仲が悪いということはなくコロナ禍になる前までは1ヶ月に1回位は実家に遊びに帰っていました。
ただ昔から若干過干渉気味で心配性なところがあるのでちょっとめんどくさいというかなんというか
私がへそ曲がりな性格だから余計反抗心が湧いてしまうのかもしれません。
実家に泊まると2泊目くらいからイライラしてくることが多いので1泊2日がちょうどいいと思っている感じです。
なので里帰りして1ヶ月位?泊まるなんてちょっと…考えられない。
(こんなふうに思ってしまう自分も凄く嫌 )
それぞれの家庭によって違うとは思いますが、里帰り出産ってある意味親孝行のひとつだと思うんです。
私の事を心配してくれる気持ちももちろんあるとは思いますが産まれたての孫と過ごす事をきっと楽しみにしていたんじゃないかな…。
そう考えるとやはり悩みます。
里帰りをめぐっての葛藤
だがしかし、私にとってもうひとつの気がかり。
もし里帰りしたら夫が赤ちゃんと会える時間が少なくなってしまう。
平日夫は夜遅くまで仕事なので里帰りしたら週末しか会えないですよね。
新生児期の貴重な時間をパパが一緒に過ごせないっていうのはなぁ…と。
とはいえ私が里帰りしなかった場合、夫にかなりの負担がかかる事になるのでとりあえず夫に聞いてみる事にしました。
里帰りした方がいいか。
家事などほぼお願いする事になると思うけど里帰りしない方がいいか。
ちなみに産後1ヶ月から2ヶ月くらいの時期は産褥期という絶対無理しちゃいけない期間だそうです(かなりざっくり)
私も何人もの先輩ママからかなりマジなトーンで産後1ヶ月は絶対に無理しちゃだめよと言われました。
赤ちゃんのお世話以外はしないこと。
それもしんどい時は無理せずやってもらうこと。
この時期無理すると今後の人生に関わる不調が残るから!と
専門的な人に言われたわけではありませんが皆さん人生の先輩なので説得力があります。
そして夫に聞いてみてから数日後
やっぱり里帰りしないでほしいという答えでした。この答えを聞いて私の気持ちも定まりました。今回は自分の気持ちを最優先して里帰りはしないと決意。
里帰りしないでどう乗り切るか
まず夫は育休を申請して在宅で仕事という体制をとる事に。
ご飯は夫に作ってもらうプラス宅配の冷凍弁当を利用する事にしました。
その他洗濯、掃除も夫担当。
買い物は主にネットスーパーを利用して他に必要になったものは買ってきてもらうという感じ。
今はネットとか宅配とか住んでいる地域によって産後ケアのサービスなど調べると使えるものが色々ありました。
意外と私の周りには里帰りしなかった人がいなくて不安になっていたのですがどうにかなりそうと希望を持てました。
そして母にもこういう感じでやるつもりなのでやっぱり里帰りはしないと改めて伝えました。
母は 無理そうだと思ったらすぐに帰ってくる事 という条件でかなり渋々ではありましたが了承してくれました。
ありがたい条件ですね。
そして2020年4月上旬。出産2ヶ月前、新型コロナウイルスによる1回目の緊急事態宣言が発令されました。
この緊急事態宣言により夫は完全在宅勤務に。私も前倒しで産休に入ることになりました。
そして6月上旬、無事に長男を出産。母子ともに健康で1週間後退院。
そしていよいよ里帰りしない3人での生活が始まりました。
里帰りしない生活開始
さて実際に3人での生活はどんな感じだったのか。詳しく書いていきたいと思います。
ごはん
朝ごはんはそれぞれ食べられるタイミングに好きなものを。
夫はコーヒーとパンとか。
私もホットミルクにパン、ゆで卵とか。
何食べてたっけ?と思ってアルバムを見ていたら写真が残っていました。
産後1ヶ月後くらいの写真ですが私マフィンとか作ってたみたい!
もともとお菓子作りが好きだったので息抜きに作ってたんでしょうね。
お昼ごはんは夫が作ったり(だいたいパスタ)
コンビニやスーパーのお弁当だったり近くのごはん屋さんでテイクアウトしたりデリバリーしたり。この時色んなお店ののり弁を食べ比べる事にハマりました。
夜ごはんは夫が作るか、仕事が忙しくて作れなそうな時は冷凍の宅配弁当。
宅配弁当はnashというネットで注文できる定期配送サービスを利用しました。
宅配弁当もたくさんあって迷いましたがネットで調べると比較サイトがあり分かりやすく比べてくれているのでかなり参考になりました。
nashは糖質オフでヘルシーなところと見た目が美味しそうなところに惹かれて選びました。
ちなみに実際に約半年間ほど利用しての感想は…美味しいのもあるけどイマイチのもあるって感じでした!
味が薄目なものが多く、ごはんがすすむ感じでは無いのが私は気に入っていました。ダイエット中の方や健康に気を使っている方には良いと思います。
メニューはちょくちょくリニューアルされたり新しいものが増えたりしていたので私が利用していた時イマイチだったものも改善されてるかも。
子供がなかなか寝てくれなかったりして作れなかった時の保険として冷凍庫にあると安心感があり家事を再開した後もしばらく配送してもらっていました。
ちなみに…
赤ちゃんはミルク多めの混合でした。
洗濯
ほぼ夫担当。私はたたむのを手伝ったりしていました。
掃除
ほぼ夫担当。平日は気になった所を私がちょっとするくらいでしっかり掃除するのは夫が休みの日。
買い物
ネットスーパーで注文 + 夫に頼んで買ってきてもらっていました。すぐ近くのコンビニなどには私もたまに気分転換にスイーツとか買いに行ってました。
子供のお風呂
こちらも夫担当。首がすわってない赤ちゃんのお風呂は怖いし結構力がいるのでお願いしていました。ワンオペになった時どうするかずっと悩んでいました。
子供のお世話
こちらは基本わたし。ミルクは混合だったので夫もミルクをあげたりオムツ替えしたり。寝室は別にしていて夜から朝は私のワンオペ。
そして助っ人に両親が
高速道路で1時間くらいという微妙な距離に住んでいる両親は2週に一度くらい来てくれていました。
煮物やらハンバーグやら日持ちするおかずや数日分のごはんを作って持ってきてくれたり、来てくれた日はごはんを作ってくれたのも嬉しかったな。
掃除用具を持参して部屋の掃除もしてくれました。
本当に夫と両親には感謝です。
里帰りしないメリット、デメリットまとめ
さて実際に産後里帰りしない日々を過ごしてみてのメリット、デメリットをまとめてみたいと思います。
メリット
3人の時間を過ごせる
やはりシンプルに生まれたての我が子と3人での時間をたくさん過ごせたのが1番良かった。
夫と同期として育児を行える
里帰りしないと育児のスタートが一緒の新米同士なので変に頼られ過ぎない。
自分の家なのでやりやすい
何がどこにあるかいちいち聞かなくても分かるし、配置など変えたいと思ったらどんどん変えていけるので動線も早く整うかと
デメリット
体力的、精神的に大変
なかなかまとまった睡眠が取れないのが辛かったです。夫は夫で仕事にプラス家事、育児で大変だったと思います。
特に新生児期は些細な事でも心配で不安になってしまう事が多いのでそんな時母がいたらなぁと思うことは多かったです。
ごはんがマンネリ
テイクアウトとかデリバリーとかそれなりに楽しんではいましたがやはりマンネリに。
でもうちの場合は夫がごはんを作ってくれることがそうそう無いので今となってはこれも良い思い出。写真撮っておけばよかったと後悔です。(1枚もない)
両親が来た時に差し入れしてくれた手作りのハンバーグとか煮物とかやっぱり嬉しかったです。
こんな感じでしょうか。
里帰りしてもしなくてもメリットデメリットは出てくると思うので自分が何を重視するかで選ぶのが大事だと思います。
絶対不可欠だと思ったのは夫や周りの人のサポートです。
里帰りした方が夫婦共に楽ではあったんじゃないかなと思います。
でも私も夫も里帰りしない選択をして良かったと思っています。
出産後の育児は思った以上に大変ですがそれ以上に幸せな時間だと思います。
それぞれ自分に合ったスタイルを選んで少しでも穏やかに我が子との大切な時間を過ごせたら良いですね。
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